【株式市場】日経平均は後場一段高となり家賃猶予策や貸倒引当の柔軟適用など好感される

株式

◆日経平均は1万9429円44銭(291円49銭高)、TOPIXは1425.98ポイント(19.08ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億7262万株

 4月23日(木)後場の東京株式市場は、経済停滞に対する家賃猶予策への期待や銀行の貸倒引当の柔軟適用などが好感され、全般堅調に推移。日経平均は前引けを10円ほど上回る139円高で始まり、小浮動を重ねながらジリ高傾向を続け、大引けにかけて290円高まで上げて高値引けとなった。4日ぶりに反発。

14時に決算を発表したJFEシステムズ<4832>(東2)が直後から急伸しストップ高。メドレックス<4586>(東マ)は特許取得の発表が注目され大引けまで買い気配のままストップ高。アクセスグループHD<7042>(JQS)は新卒予定学生のインターンシップ向けオンライン配信システムが注目されて再び急伸。

 東証1部の出来高概算は11億7262万株(前引けは4億7792万株)、売買代金は1兆8927億円(同8149億円)。1部上場2168銘柄のうち、値上がり銘柄数は1866(同1583)銘柄、値下がり銘柄数は263(同494)銘柄。

 また、東証33業種別指数は医薬品を除く32業種が上げ(前引けは16業種が値上がり)、値上がり率上位の業種は、鉱業、海運、非鉄金属、ガラス・土石、金属製品、パルプ・紙、繊維製品、鉄鋼、ゴム製品、卸売り、不動産、輸送用機器、などとなった。(HC)

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