【話題】日本アビオニクスは新光商事の決算説明資料で「商談進行中」などとされ後場一段高

■発熱者などの体表温を測る赤外線装置「多数の見積りを実施中」と

 日本アビオニクス<6946>(東2)は5月22日の後場一段高となり、12時40分過ぎに一時ストップ高の2880円(500円高)まで急伸した。

 発熱者などの体表温を測る赤外線装置の大手で、これまでも新型コロナウイルスの流行拡大とともに材料視されてきたが、この日は、新光商事<8141>(東1)が同日付で自社ホームページにアップした「2020年3月期・決算説明資料」の「海外ビジネス・感染症対策ソリューション構築(赤外線カメラ)」(29ページ)に、「日本アビオニク(株)製赤外線カメラの受注獲得・商談進行中」などとあることが材料視されたとの見方が出ている。

 同資料には、「お客様:欧米・アジア・アフリカの各国公館、病院他」「現在、既多数の見積りを実施中」などとあり、今後、アビオニクスへの発注が増加しそうな印象ではある。なお、アビオニクスの20年3月期決算は各利益とも黒字転換し、今期も収益が拡大する予想とした。(HC)

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