【株式市場】景気敏感株の上げが一服しTOPIXは軟調だが日経平均は小じっかり

株式

◆日経平均は2万3145円86銭(6円10銭高)、TOPIXは1614.40ポイント(3.78ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億1721万株

 9月1日(火)前場の東京株式市場は、トヨタ自動車<7203>(東1)が昨日の大引け間際に下げたまま取引開始から軟調など、景気敏感株の上げが一服のため、日経平均は軟調に始まったまま10時過ぎに92円06銭安(2万3047円77銭)まで軟化した。ただ、アドバンテスト<6857>(東1)やファーストリテ<9983>(東1)など日経平均の高寄与度銘柄の一角が高く、日経平均は11時過ぎに66円90銭高(2万3206円66銭)まで上げ、前引けも小じっかりとなった。TOPIXは軟調。

 住友商事<8053>(東1)などの大手商社株が米バフェット氏グループ企業の保有を材料に連日活況高となり、イトーヨーギョー<5287>(東2)はゲリラ豪雨の排水などに「ライン導水ブロック」脚光とかで一段高。駅探<3646>(東マ)はSaaS事業に関する提携が材料視され活況高。日本テレホン<9425>(JQS)はリユースモバイル事業の拡大などに注目とされて2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億1721万株、売買代金は9158億円。1部上場2171銘柄のうち、値上がり銘柄数は831銘柄、値下がり銘柄数は1228銘柄。

 また、東証33業種別指数は8業種が値上がりし、その他製品、精密機器、卸売り、空運、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る