ゼリア新薬が自社株買いの期間を延長し2021年5月14日まで実施へ

■20年5月から上限80万株(発株数の1.73%)の枠で実施中

ゼリア新薬工業<4559>(東1)は11月4日の取引終了後、自己株式の取得(自社株買い)期間の延長について発表し、2020年5月22日から同年11月5日まで実施する自社株買いを2021年5月14日まで延長するとした。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にするため、引き続き継続する。

 20年5月22日から開始した自社株買いは、取得株式総数(上限)が80万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.73%)、取得総額(上限)は17億6000万円(上限)。直近、11月3日現在までで取得した株式の総数は15万4200株だった。

 同時に発表した第2四半期の連結決算(2020年4~9月、累計)は、売上高が前年同期比11.6%減の268.09億円、営業利益は同20.2%減の13.88億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同1.0%減の12.18億円だった。

 3月通期の連結業績予想は増収増益の見通しを全体に据え置き、売上高は610億円(前期比0.9%増)、営業利益は43億円(同5.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は33億円(同12.8%増)、1株利益71円47銭とした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る