セレスはビットコイン価格の上昇など好感されて出直り強める

■ポイントサイトなど好調で第3四半期は99%増益

セレス<3696>(東1)は11月19日、続伸基調で始まり、取引開始後は7%高の2218円(150円高)まで上げ、出直りを強めている。グループ会社が仮想通貨(暗号資産)取引所「ビットバンク」を運営し、「代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコイン価格が18日急伸し、1万8000ドルを上回った」(日本経済新聞11月19日付朝刊)ため注目が再燃している。

 第3四半期の連結決算(2020年1~9月、累計)は、暗号資産関連事業などのフィナンシャルサービス事業の赤字が大きく改善し、国内最大級のポイントサイト「モッピー」などのモバイルサービス事業が好調で売上高は前年同期比21.2%増加し、営業利益は同99.0%増加した。(HC)

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