【株式市場】ワクチン接種者増加や米国の半導体株高など受け日経平均は一時211円高まで上げ2万9000円に乗って推移

東証アローズ 東京証券取引所

◆日経平均は2万9048円28銭(102円14銭高)、TOPIXは1958.00ポイント(15.67ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億7515万株

 6月3日(木)前場の東京株式市場は、日経平均が取引開始直後の66円99銭安(2万8879円15銭)を下値に切り返し、開始20分後には211円02銭高(2万9157円16銭)まで上げた。円高のため朝寄りは株価指数先物に売りが多かったようだが、米国の半導体株高などを受けアドバンテスト<6857>(東)などが高く、トヨタ自<7203>(東1)は連日の上場来高値。日経平均は2万9000円に乗ったまま値を保った。

 マルマエ<6264>(東1)が半導体株高に乗り2018年以来の2000円台に進み、カラオケの鉄人化計画<2404>(東2)はワクチン接種者の増加などが材料とされストップ高。ユーラシア旅行社<9376>(JQS)は一段と出直栄拡大。ジーニー<6562>(東マ)は業績の急回復に続き本社の増床が注目されて一段高。

 東証1部の出来高概算は5億7515万株、売買代金は1兆3887億円。1部上場2193銘柄のうち、値上がり銘柄数は1473銘柄、値下がり銘柄数は603銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種が値上がりし、ゴム製品、輸送用機器、食料品、医薬品、水産農林、情報通信、電機機器、陸運、サービス、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る