【株式市場】日経平均は19円高、後場は米FOMCの結果発表を控え様子見、TOPIXは軟調

◆日経平均は2万7346円88銭(19円77銭高)、TOPIXは1972.23ポイント(3.04ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は11億900万株

 2月1日(水)前場の東京株式市場は、米FOMC(連邦公開市場委員会)の結果発表が日本時間の2日未明とされ、様子見気分が漂う中で、前場上げたトヨタ<7203>(東証プライム)が徐々に上げ幅を縮め、日本航空<9201>(東証プライム)は急速に値を消して始まり軟調に転換、ソニーG<6758>(東証プライム)は寄りあと間もなく軟調に転じてジリ安など、主力株に値を消す銘柄が目立った。一方、日本郵船<9101>(東証プライム)は一段ジリ高となり、東京エレク<8035>(東証プライム)は上げ幅を保って推移。日経平均は43円高で始まり、13時過ぎには一時4円32銭安(2万7322円79銭)まで軟化したが、大引けにかけては何とか持ち直し前日比で小反発となった。TOPIXは戻し切れず2日続落となった。

 後場は、正午に四半期決算と業績予想の増額修正を発表した住友理工<5191>(東証プライム)が一段高となり、AKIBAホールディングス<6840>(東証スタンダード)は2月に設立40周年を迎え株主還元策などへの期待強まるとされ一段高。安江工務店<1439>(東証スタンダード)は業績上ブレ期待など言われ一段高。インティメート・マージャー<7072>(東証グロース)は新分野への進出発表などで13時前から急伸しストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は11億900万株(前引けは5億8929万株)、売買代金は2兆8570億円(同1兆5700億円)。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は749(前引けは968)銘柄、値下がり銘柄数は1014(同770)銘柄。

 東証33業種別指数は10業種(前引けは20業種)が値上がりし、値上がり率上位は、海運、鉱業、保険、鉄鋼、サービス、卸売り、輸送用機器、倉庫運輸、石油石炭、ゴム製品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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