Jトラストグループがシンガポールでの判決に基づき訴訟費用116万米ドルを受領

8508 Jトラスト<8508>(東2)

■利息を含めた債権の残額の回収に向けて引き続き尽力

 Jトラスト<8508>(東2)は7月9日の夕刻、グループ会社のJトラストアジアが、シンガポール共和国の控訴裁判所の判決に基づき、GLH社より、当該判決に基づく訴訟費用の支払いとして1,159,500.18米ドル(1米ドル111円として約1億3000万円)を受領したことを発表した。

<開示事項の経過>
 2020年10月6日付の当社適時開示『(開示事項の経過)当社のGroup Lease PCLに対する現状の認識について』で発表済みのとおり、シンガポール共和国の控訴裁判所は、GLの完全子会社であるGroup Lease Holdings Pte.Ltd.(以下、GLH社)、此下益司氏ほか5社に対し、JTRUST ASIA PTE. LTD.(以下、Jトラストアジア)へ、損害賠償として、70,006,122.49米ドル及び131,817.80シンガポールドルの合計額とともに、シンガポールにおける訴訟費用を支払うよう命じる判決を言い渡している。

 これに基づき、これまでに、Jトラストアジアは、21年5月14日付の当社適時開示『(開示事項の経過)当社のGroup Lease PCLに対する現状の認識について』で発表済みのとおり、62,450,000米ドル及び958,169.05シンガポールドルを回収した。そして、更に、21年7月9日、Jトラストアジアは、GLHより、当該判決に基づく訴訟費用の支払いとして、1,159,500.18米ドルを受領した。

 Jトラストアジアとしては、当該判決に基づく利息を含めた債権の残額の回収に向けて引き続き尽力していく方針。本件がJトラストの連結業績に与える影響については精査中で、今後、開示すべき事項が発生した場合には、速やかに発表するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る