【株式市場の話題】東証新市場区分『プライム市場』は3割が不合格か?JPホールディングスとタカラバイオは合格と発表

■新市場区分の第一次判定結果、9日、東証から個別に通知

 JPホールディングス<2749>(東1)とタカラバイオ<4974>(東1)は7月9日の夕刻、東証より「新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果」を受領した結果、新市場区分の東証1部に相当する『プライム市場』上場への適合を確認したと発表した。

■日経速報ニュースは東証1部銘柄の3割が「不合格」と伝える

 その後、マネーフォワード<3994>(東1)やファイバーゲート<9450>(東1)なども「合格」判定を受けたと発表した。一方、日経QUICKニュースは同日16時30分にかけて、「東証、1部2191社中664社が『プライム』上場基準未達、1次判定」と伝えた。現在の東証1部銘柄のうち30.3%の銘柄がプライム上場基準を満たしていないことになった。

■「不合格」銘柄は投資タイミングを測る余地が十分な妙味株に

 東証は2022年4月に実施する計画で上場市場の再編を進めており、現在の4市場(東証1部、2部、マザーズ、JASDAQ)から『プライム』『スタンダード』『グロース』の3市場に見直す。これにともない、上場基準の見直しも進めており、『プライム』市場の場合は流通株式時価総額100億円以上、流通株式比率35%以上、などの条件を満たす銘柄がプライム銘柄の資格をもつ。これらの条件を判定する第一次の基準日を21年6月30日とし、その結果を7月9日頃に個別に通知するとしていた。

 こうした銘柄は、一時的には株価が下がる要因を通告されたことになるが、今後、基準に適合するような施策を打つことで株価が上がる可能性は十分にある。自社株の処分を進める銘柄や、創業者が持ち株を分売する銘柄、売買高の増加につながる措置を講じる銘柄など、一般投資家にとっては投資タイミングを測る余地が十分に残された妙味株になるといえる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  2. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  3. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  4. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  5. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  6. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る