昭和電線HDは上場来高値に向けて出直る、EV普及、脱炭素・DX化は追い風の見方

■電気機械向けや自動車向け電線が堅調で第1四半期の売上高34%増加

 昭和電線ホールディングス(昭和電線HD)<5805>(東1)は8月19日、再び上値を指向して始まり、取引開始後は2180円()まで上げて8月10日につけた上場来の高値2235円に向けて出直っている。第1四半期の大幅増益を契機に一段高相場となり、電気自動車(EV)の普及、脱炭素社会・デジタル化(DX)の進展はいずれも同社にとって需要増の要因とされている。

 第1四半期の連結決算(2021年4~6月)は、売上高が前年同期比33.6%増加し、営業利益は同4.1倍となった。電線業界は、建設・電販向け電線の需要は原材料価格の高騰の影響もあり減少した。一方、電気機械向けや自動車向け電線が堅調に回復した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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