サインポストは3日連続大幅高、無人決済システムの導入拡大を買う動き衰えず

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■合弁会社が国内初の空港ギフトショップやファミリーマートなどに展開

 サインポスト<3996>(東1)は9月15日、一段高で始まり3日連続大幅高となり、取引開始後は36%高の1375円(366円高)まで上げて今年3月以来、半年ぶりに1300円台を回復している。引き続き、無人決済システムの合弁会社がファミリーマートの無人店舗1000店展開にシステムを納入するとの13日報道が材料視されているほか、14日には、小スペースに設置可能な無人決済システムによる小型の無人決済店舗を太陽鉱油・千葉新港SS(千葉県千葉市美浜区)で10月オープンと発表し、改めて無人決済システム事業に期待が強まる形になった。

 無人決済システムの合弁会社は、サインポストとJR東日本スタートアップ(株)との合弁会社TOUCH TO GO(略称:TTG)で、2019年7月にスーパーワンダーレジの技術を使った無人AI決済店舗システムの開発・販売を目的に設立された。8月27日には、TTGの無人決済システムを活用した国内初の空港ギフトショップをANAグループのANAFESTA(株)と共同で羽田空港第2ターミナルB1にオープンした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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