クロスキャットが大きく出直る、業績予想の増額修正を境に値動き活発で業績への期待が再燃

株式市場 銘柄

■第2四半期の営業利益を従来予想の2.2倍に

 クロスキャット<2307>(東1)は10月19日、時間とともに上げ幅を広げ、取引開始から2時間近くになる午前10時50分にかけて8%高の1388円(104円高)まで上げ、大きく出直っている。9月16日に第2四半期の業績予想の増額修正を発表し、翌17日にストップ高。その後も高下しながら高値圏で推移し、業績への期待が再燃する相場になっている。

 第2四半期の連結業績予想(2021年4~9月・累計)は、官公庁や通信、製造業向けが好調に推移していることに加え、売上原価及び販管費の抑制により、営業利益を従来予想の2.2倍の4億円に、純利益は同2.1倍の2.7億円に見直した。

 株価は業績予想の増額後に急伸して年初来の高値1450円まで上げ、その後も高下しながら高値圏で推移してきた。10月5日に経産省の「DX認定事業者」認定取得を発表した翌日も急伸するなど、業績予想の増額後はニュースリリースに対する反応が大きくなったとの見方があり、高値を指向する展開が注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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