ファンデリーの第2四半期決算は予想を大きく上回り各利益とも黒字に転換

 ファンデリー<3137>(東マ)が10月29日の15時に発表した第2四半期決算(2021年4~9月・累計)は、各利益とも前年同期比で黒字化し、同年4月30日に公表した予想を大きく上回る着地となった。

 第2四半期累計業績は、MFD事業における新型コロナウイルス感染症の影響などにより売上高が前回予想を15.2%下回り1598百万円となった。一方、利益面では、CID事業の売上高が予想を上回ったこと、およびMFD事業の広告宣伝費を削減したことが大きな要因となり、営業利益は前回予想の39百万円の赤字に対し18百万円の黒字となり、四半期純利益も前回予想の32百万円の赤字に対し1百万円の黒字となった。
 
 今期・2022年3月通期の業績予想は売上高を3874百万円(前期比26.5%増)と想定し、営業利益は100百万円、当期純利益は68百万円と完全黒字を想定し、前期を底として大幅な回復を計画している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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