日本製鉄が3月通期の業績予想を増額修正、連結営業利益は従来予想を33%上回る8000億円の見込みに

■中間配当も増額修正、期末配当は未定だが増配の期待強まる

 日本製鉄<5401>(東1)は11月2日の15時、第2四半期決算と3月通期の業績予想の増額修正などを発表し、3月通期の連結営業利益は8月に公表した従来予想を33.3%上回る8000億円の見込み(前期実績の7.3倍)に見直した。

 3月通期の連結売上収益は同じく3.1%上回る6兆7000億円の見込み(同38.7%増)に見直した。親会社の所有者に帰属する当期利益は同40.5%上回る5200億円とし、前期の324億円の赤字から黒字幅が大幅に拡大する見通しとした。

 また、9月中間配当予想の増額修正も発表し、1株につき従来予想比15円増の70円の予定とした。前年同期は配当を見送っていた。3月期末配当については引き続き未定としたが、前期実績の10円を上回る期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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