インテリジェント ウェイブはIP放送システムを統合監視・管理する新製品EoM SmartOrchestratorを発表

■システム全体を俯瞰し、端末デバイスを含めたネットワーク全体の監視・制御が可能に

 インテリジェント ウェイブ(IWI)<4847>(東1)は、2021年11月からIP化された放送システムの統合監視・管理を実現する新製品EoM SmartOrchestratorの販売を開始したと発表。

【EoM SmartOrchestrator開発の背景】

 放送業界では放送システムのIP化によりシステム構成や機器配置の柔軟性が高まり、リモートプロダクション等に際してフレキシブルな対応が可能となった。しかし、システムに柔軟性が得られた反面、複雑化するシステムを運用するためにシステム全体の統合監視・管理が必要となったことも事実。このような課題を解決するためにIWIはEoM SmartOrcehstratorを開発した。

【EoM SmartOrchestratorの特長】

1.端末機器を含むシステム全体の把握

 標準的なプロトコルだけでなく、放送向けプロトコル(対応済みの放送向けプロトコル)にも対応することで、ネットワーク上の端末デバイスを含めたシステム全体の構成や状況を把握する。

(1)AMWA NMOS IS-04/05/06
(2)SMPTE ST 2110
(3)SMPTE ST 2059(PTPの放送向けプロファイル)

 NMOS, SNMP, OpenFlowなどの様々なプロトコルを組み合わせて、端末デバイスを含むシステムのネットワーク全体のトポロジ(構成情報)を自動的に検出し、それらの情報を基に各デバイスを監視し制御する。

2.ドリルダウンによる素早い原因特定

 システム全体を俯瞰した監視・運用を実現できるだけでなく、問題発生時にはドリルダウンによる素早い原因究明が可能となる。

 IWIが提供するEoM(IPフロー監視ソリューション)と組み合わせて利用することで、ネットワーク上のデバイスと紐づけられたIPフロー監視が可能となる。これによりIPパケットレベルに至る監視が可能となる。

<IPフロー監視との連携>

 EoMでは放送プロトコル(SMPTE2110-20/-30/-40, 2022-2/-7, AES67, NMI, NMOSなど)のIPフロー以外にも、時刻同期のためのPTPやレシーバのデバイスがIPフローを受信するためのIGMPなどのパケット情報の収集も行う。そのため、ネットワーク細部の状態確認が可能となる。

3.柔軟な拡張性と統一されたビュー

 ネットワーク上の各デバイスの監視・制御を行う『コントローラ』を分散配置することで、スモールスタートでの製品導入・システム規模に応じた柔軟な拡張が可能となる。

 全体の制御を行う『マネージャ』で『コントローラ』を制御し情報の収集を行うことにより、システム運用者に統一されたビュー(WEB画面)を提供する。

 独自プロトコルで通信を行うデバイスについても、製品にアドオン可能なアダプタを導入することで柔軟に対応することができる。

<主要コンポーネント『コントローラ』と『マネージャ』>

 『コントローラ』を分散配置することで、スモールスタートでの製品導入・システム規模に応じた柔軟な拡張が可能となる。また、『マネージャ』が『コントローラ』を制御し情報を収集することで、全体を統一したビュー(WEB画面)が管理者に提供される。

4.特定ベンダーに依存しない製品

 他社システムや特定ベンダーのプロトコルに依存しない構成となっている。

 放送向けプロトコルの規格追加や変更などへ追随するだけでなく、顧客から頂戴した要望の実装についても積極的に検討していく。

 100%自社開発の製品であるため、タイムリー且つ柔軟なサポートを提供することが可能。

【EoM SmartOrchestrator 提供と今後の開発予定】

 EoM SmartOrchestratorは11月初旬から顧客に提供できる準備が整っており、現在は大手放送システム開発事業者との接続検証テストを行っている。今後は放送事業者様からの意見や要望を聞き、次期バージョンの開発計画を策定していく予定。100%自社開発の製品である優位性を活かし、柔軟なシステム開発を行っていく。

 また、同製品は2021年11月17日(水)から19日(金)まで幕張メッセで開催される「Inter BEE 2021」に出展する。その他IP伝送の品質維持に必要なソリューションも併せてご紹介する予定。
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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