日本航空は朝方の5%安から1%安まで持ち直す、「オミクロン」逆風だが底堅い

日本航空 JAL 9201

■今日で6日続落になり相当程度織り込んだとの見方

 日本航空<9201>(東1)は11月29日、取引開始後の5%安(112円安の2023円)を下値に持ち直し、午前10時過ぎには1%安26円安の2109円)まで回復している。新型コロナの新たな変異種「オミクロン」拡大の兆しを受け、渡航制限などが世界的に再実施される懸念はあるが、株価的には29日で6日続落になるため、かなりの程度織り込んだとの見方はあるようだ。

 先の第2四半期決算では、今期・2022年3月期の連結最終損益を1460億円の赤字見通しとし、前期の2866億円の赤字から大幅に収益が改善する見通しとした。「オミクロン」はこの見通しにとって逆風だが、株価は底堅い相場となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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