オキサイドが急反発、ドイツの公的研究機関と次世代レーザの開発で提携

■ドイツIKZと次世代レーザ用光学単結晶の技術移転の共同研究開発で契約締結

 国立研究開発法人物質・材料研究機構発のベンチャー企業のオキサイド<6521>(東証グロース)は7日、195円高(5.86%高)の3525円まで上げて急反発している。同社は6日、ドイツのライプニッツ協会に所属する公的研究機関 Leibniz-Institut für Kristallzüchtung(IKZ)と、次世代レーザ用光学単結晶の技術移転に関する共同研究開発契約を締結したと発表した。

 オキサイドは、単結晶・レーザのグローバルニッチトップカンパニーを目指し、自社の研究成果のみならず国内外の大学研究機関で得られた研究成果の社会実装に積極的に取り組んできた。IKZは、シリコンから酸化物・フッ化物まで幅広い光学単結晶の最先端技術を保有し、結晶材料の販売サービスや委託研究、技術移転なども行っている。

 今回の契約では、IKZの研究成果である次世代のレーザ用光学単結晶材料を、オキサイドに技術移転することに合意した。この単結晶材料は、現在実用化されているレーザには限界がある高出力化や短波長化に貢献すると期待される。オキサイドとIKZは、この単結晶材料の共同研究開発と社会実装に取り組み、光学分野の発展に貢献していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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