インテリジェントウェイブは22年6月期2Q累計が計画を上回る2桁増益と順調

(決算速報)
 インテリジェントウェイブ<4847>(東1、新市場区分プライム)は2月2日日の取引時間終了後に22年6月期第2四半期累計業績(非連結)を発表した。ハードウェア売上が前年の反動で減少したため全体としても減収だが、システム開発が堅調に推移して計画を上回る2桁増益と順調だった。そして通期の2桁増益予想を据え置いた。クラウドサービスの損益改善も寄与して収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化も影響して上値を切り下げる形となったが、一方では下値固め完了感を強めている。出直りを期待したい。

■22年6月期2Q累計2桁増益と順調、通期も2桁増益予想

 22年6月期第2四半期業績(非連結、収益認識基準適用)は、売上高が前年同期比6.9%減の48億87百万円、営業利益が18.0%増の4億78百万円、経常利益が18.7%増の4億99百万円、四半期純利益が18.3%増の3億37百万円だった。収益認識基準適用の影響額として、売上高が2億70百万円増加、売上原価が1億11百万円増加、売上総利益、営業利益、税金等調整前四半期純利益がそれぞれ1億59百万円増加している。

 期初計画(売上高50億円、営業利益4億10百万円、経常利益4億30百万円、親会社株主帰属四半期純利益3億円)に対して、売上高はやや未達だが、各利益は計画を上回る2桁増益と順調だった。ハードウェア売上が前年の大型案件の反動で減少したため全体としても減収だが、主力システム開発が堅調に推移し、自社製品の販売増、クラウドサービスの損益改善(前期は49百万円の損失、今期は11百万円の利益)も寄与した。

 カテゴリ別の売上高は、主力のシステム開発が3.4%増の25億19百万円、保守が12.5%増の7億28百万円、当社製品が28.2%増の2億68百万円、クラウドサービスが4.9%増の4億93百万円、ハードウェアが68.8%減の2億72百万円、他社製品が30.0%減の1億68百万円、そしてセキュリティ対策製品が18.7%増の4億38百万円だった。ストック/フロー別売上比率はフロー売上が49.9%、ストック売上が50.1%だった。

 なお四半期別に見ると、第1四半期は売上高が22億51百万円で営業利益が1億26百万円、第2四半期は売上高が26億36百万円で営業利益が3億52百万円だった。

 通期業績(非連結)予想は据え置いて売上高が21年6月期比7.3%増の120億円、営業利益が16.8%増の13億20百万円、経常利益が16.1%増の13億60百万円、当期純利益が11.8%増の9億40百万円としている。配当予想も据え置いて21年6月期比1円増配の14円(期末一括)としている。

 需要が堅調に推移し、クラウドサービスの黒字化も寄与して増収・2桁増益予想としている。第2四半期累計の進捗率は売上高が40.7%、営業利益が36.2%、経常利益が36.7%、当期純利益が35.9%とやや低水準の形だが、期初時点で下期偏重の計画である。第2四半期累計の各利益は期初計画を上回る水準で着地しており、クラウドサービスの損益改善も寄与して収益拡大基調だろう。

■株価は下値固め完了

 株価は地合い悪化も影響して上値を切り下げる形となったが、一方では下値固め完了感を強めている。出直りを期待したい。2月2日の終値は532円、今期予想PER(会社予想のEPS35円76銭で算出)は約15倍、時価総額は約140億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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