WOW WORLD、メール送信パッケージ市場でシェア1位を獲得(ITR調べ)

 コミュニケーションシステム「WEBCAS(ウェブキャス)」の企画開発・販売を通して、企業のマーケティングとカスタマーサクセスにおけるコミュニケーションの課題解決を支援するWOW WORLD(ワオワールド)<2352>(東1)は2月3日、アイ・ティ・アール(ITR)発行の市場調査レポート「ITR Market View:メール/Webマーケティング市場2022」において、同社主力製品であるメール配信システム「WEBCAS e-mail(ウェブキャス イーメール)」が、2020年度メール送信パッケージ市場のベンダー別売上金額シェア1位を獲得したと発表。

■メール送信パッケージ市場のシェアについて

 メール配信システム「WEBCAS e-mail」は、ITR発行の市場調査レポート「ITR Market View:メール/Webマーケティング市場2022」において、2020年度メール送信パッケージ市場のベンダー別売上金額シェア1位を獲得した。なお売上金額における同社シェアは41.3%となった。同レポートの予測では、2021年度も引き続きシェア1位(41.8%)となる見込み。

■調査対象商品:メール配信システム「WEBCAS e-mail」と市場動向

 「WEBCAS e-mail」は、顧客の嗜好や属性、購買履歴などに基づいた最適なメールが配信できるOne to Oneメール配信システム。毎時300万通以上という業界最速レベルのメール生成性能に加え、カスタマイズ性やシステム連携性に優れているのが特徴。昨今は新型コロナウイルス禍や働き方改革を背景としたテレワークの普及により、「顧客とのコミュニケーションにメールを活用したい」「社内外における情報伝達を紙からメールに切り替えたい」等の声が多い。ITRの発表によると、2020年度のメール送信市場は前年度比7.0%増となっており、今後のCAGR(2020~2025年度の年平均成長率)も7.7%の安定した伸びになると予測されている。

出典=ITR「ITR Market View:メール/Webマーケティング市場2022」

■WEBCASシリーズ

 WOW WORLDの自社開発製品である「WEBCAS」シリーズは、企業と顧客の“双方向コミュニケーション”を多様なチャネルで実現できるCRMアプリケーションソフトウェアシリーズ。ラインナップには、メール配信、アンケート、メール共有管理、顧客管理、LINEメッセージ配信、SMS配信などがあり、マーケティングやカスタマーサクセスにおけるコミュニケーションの課題解決に活用できる。複数のデータベースや他システムとの連携、柔軟なカスタマイズができるクラウド版のほか、自社環境に導入できるパッケージ版もご用意。EC運営企業、メーカー、生命保険、金融機関、官公庁など、大手企業を中心に7500社以上の採用実績がある。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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