ブリヂストンは直近の急落を奪回、12月決算や自社株買い、NYでの値上がりなど好感

ブリヂストン 5108

■原油高などを受けた急落を直近2日間で完全に取り戻す

 ブリヂストン<5108>(東1)は2月16日、一段と出直って始まり、取引開始後は9%高を超える5366円(465円高)まで上げ、原油高などを受けて急落した2月10、14日の計481円安を直近2日間で取り戻している。15日の15時に12月決算と自己株式の取得(自社株買い)、中期事業計画などを発表し、好感された。また、ウクライナ情勢を巡る懸念一服感、NY市場での値上がりなども追い風となっている。

 2021年12月期の連結決算(IFRS)は、売上収益が前期比20.4%増加し、調整後営業利益は同90.1%増加した。今12月期の予想は、売上収益を前期比12.4%増の3兆6500億円、営業利益を同7.8%増の4250億円とした。自社株買いは、取得株式総数2500万株(自己株式を除く発行済株式総数の3.5%)、取得総額1000億円を上限に、2022年2月17日から同年12月13日まで実施する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  2. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  3. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  4. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…
  5. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  6. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る