アルマードは2日連続ストップ高、初配当など連日好感、配当利回り5%台

■自社株買いも好感、利回り2%台までは買い続くとの見方も

 アルマード<4932>(JQS)は2月16日、後場もストップ高の745円(100円高)買い気配で始まり、2日連続ストップ高となっている。14日の16時半に第3四半期決算、通期の売上高予想の増額修正、初配当、自己株式の取得(自社株買い)などを発表し、とりわけ配当利回りに好感買いが集中している。

 卵殻膜成分による化粧品・サプリメントの企画・開発・販売などを行い、直販の新規獲得が好調だったほか、外販ではOEM先への出荷が拡大。3月期末配当は昨年6月に開示した予想では無配としていたが、今回、1株につき40円の予定に見直した。2021年6月に上場して初の配当。配当利回りは、株価が今日のストップ高の水準(745円)でも5.4%になる。このため、株式市場関係者からは、「世間の金利水準に照らすと利回り2%台になるまでは買い優勢の相場になるのでは」といった強気の予想が出ている。

 自社株買いは、取得上限株数60万株(自己株式を除く発行済株式総数の5.9%)、取得総額3億円、取得期間は2022年2月15日から同年3月31日とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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