オンコリスバイオは後場底堅い、新型コロナ薬開発で筑波大学と共同研究契約

株式市場 銘柄

■『OBP-2011』、臨床応用するうえで非常に重要な試験を早急に開始

 オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)は3月4日の後場、強含む場面を見せ、14時過ぎに596円(1円高)まで上げて底堅い相場となっている。14時に、「新型コロナウイルス感染症治療薬OBP-2011の筑波大学との共同研究契約」を発表し、注目が集まった。

 発表によると、筑波大学医学医療系分子ウイルス学研究室の川口敦史教授の研究グループと、新型コロナウイルスを感染させたマウスモデルを用いて、OBP-2011の有効性に関する共同研究を行うことを決定した。OBP-2011を臨床応用するうえで非常に重要な試験になるため、早急に実験を開始してOBP-2011の効果を確認していく。事業開始は2022年3月(予定)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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