アスカネットが今4月期の業績予想を大幅に増額修正し営業利益は従来予想を55%上回る見込みに

アスカネット

■ウェディング写真集市場で新型コロナの影響が想定ほどでなく稼働率向上

 アスカネット<2438>(東マ)は3月7日の15時に第3四半期決算と今期・2022年4月期の通期業績予想の大幅な増額修正を発表し、売上高は従来予想を0.9%上回る63.26億円の見込み(前期比9.6%増)とし、当期純利益は同じく56.4%上回る3.12億円の見込み(前期比38.7%の増加)とした。

 空中ディスプレイ事業において研究開発費が増加するなど積極的な先行投資を行っているが、主力事業の一つであるフォトブック事業において、特にウェディング向け写真集市場では新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響が期初の想定ほどではなく、売上の増加に伴い自社工場の稼働率が回復したこと、フューネラル事業においても利益率が相対的に高い画像加工収入が好調だったこと、などが要因。営業利益は従来予想を54.7%上回る4.41億円の見込み(同59.0%増)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  2. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  3. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  4. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…
  5. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  6. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る