【株式市場】日経平均は206安となり2日続落、後場は上値重い

東京証券取引所

◆日経平均は2万7821円43銭(205円82銭安)、TOPIXは1946.4ポイント(21.20ポイント安)、出来高概算(東証1部)は13億4043万株

 3月31日(木)後場の東京株式市場は、日本製鉄<5401>(東1)やトヨタ自<7203>(東1)がやや値を消して始まった一方、日本郵船<9101>(東1)などは一段高で始まり、日経平均は113円安で始まったあと13時半頃にかけて下げ幅を縮小した。停戦協議が4月1日も継続との観測。ただ、年度末最終日とあって期待された大引けにかけてのドレッシングの動きが鈍いとされ、日経平均も大引けにかけてダレ模様になり2日続落となった。

 後場は、スマートバリュー<9417>(東1)が大引けまでほとんどストップ高に貼りついて推移し、引き続き北海道電力などとの移動体シェアリング実証実験に同社システム採用など材料視。川本産業<3604>(東2)も一段と上げ、東京都などでの新型コロナ感染者数の再拡大など材料視。アバールデータ<6918>(JQS)は受注好調との見方などで一段と水準を上げて推移。

 東証2部に31日新規上場となったノバック<5079>(東2)は午前9時21分に2630円(公開価格は3000円)で初値をつけ、高値は2680円、後場は一進一退で大引けは2511円となった。

 東証1部の出来高概算は13億4043万株(前引けは5億4692万株)、売買代金は3兆2438万株(同1兆3279億円)。1部上場2176銘柄のうち、値上がり銘柄数は396(前引けは595)銘柄、値下がり銘柄数は1729(同1503)銘柄。

 また、東証33業種別指数は4業種(前引けは9業種)が値上がりし、値上がり下業種は、海運、パルプ紙、鉄鋼、ゴム製品、となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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