ジャパンマテリアルが戻り高値に進む、米半導体株高や政府の製造ガス対策など好感

■業績は好調で売上高、各利益とも連続最高を更新する見込み

 ジャパンマテリアル<6055>(東証プライム)は4月19日、再び出直りを強め、午前10時40分にかけて5%高の1885円(83円高)まで上げて2日ぶりに戻り高値を更新している。半導体や液晶関連工場の製造工程で不可欠な特殊ガスの販売や超純水の供給などを行い、NY株式市場で半導体関連株が上げたことや「経済産業省は14日、半導体製造に使うガスなどの供給確保に向けた取り組みを年内に始める方針を示した」(日本経済新聞4月15日付朝刊)と伝えられたことなどが買い材料視されている。

 報道によると、半導体生産に必要なネオンやクリプトンなどの希ガスは約6%をロシアやウクライナに依存するという。業績は好調で、2022年3月期の業績予想はロシアのウクライナ侵攻以前に発表した第3四半期決算で連結売上高、各利益とも連続最高を更新する見込みを継続した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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