ペルセウスプロテオミクスは後場も大幅高を継続、白血病治療剤に関する特許出願に注目集まる

■東海大と共同出願、公的な実用化支援事業に採択としたため期待集中

 ペルセウスプロテオミクス<4882>(東証グロース)は4月20日の後場、11%高の405円(41円高)で始まったあと415円と上値を指向し、午前10時過ぎに21%高の440円(76円高)まで急伸したあとも大幅高で推移している。午前10時に「アグレッシブNK細胞白血病治療剤に関する特許を東海大学と共同出願と発表し、注目集中となった。

 発表では、本件に関連する研究開発は国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)が公募した「創薬支援推進事業・希少疾病用医薬品指定前実用化支援事業」に採択されているとしたため、実用化への道筋が開けていると期待する様子がある。同社株は、2月以降、このような発表を受けて急伸するケースが頻繁に見られ、急騰相場が一巡したあとでも待ち伏せ的に仕込んでおく投資家が増えてきているとの見方がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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