【株式市場】日経平均は514円安、後場は下げ幅500円台で小動きを続け2日続落

東京証券取引所

◆日経平均は2万6590円78銭(514円48銭安)、TOPIXは1876.52ポイント(28.63ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は10億1350万株

 4月25日(月)後場の東京株式市場は、電気精密株や機械株などが一段値を戻して始まり、重工株、タイヤ株などにも値を戻して始まる銘柄がみられた。種苗株はしっかり。円安が買い根拠の一つとされたが、円安は諸刃の剣でもあるため日経平均は重く、432円安で始まった後13時頃からは下げ幅500円台で横ばいを続け、大引けは2日続落。4日ぶりに2万7000円台を割り込んだ。

 後場は、日本電信電話(NTT)<9432>(東証プライム)がリスクヘッジ銘柄とされて一段と強含み、ブルドックソース<2804>(東証プライム)はディフェンシブ銘柄とされて反発幅を拡大。オービックビジネスコンサルタント<4733>(東証プライム)は業績拡大基調など再評価とされて次第高。木徳神糧<2700>(東証スタンダード)は業績予想の大幅増額など好感され大引けまでストップ高買い気配で推移。カネコ種苗<1376>(東証スタンダード)は食糧安保銘柄とされて高値を更新。グローバルウェイ<3936>(東証グロース)は孫会社譲渡と経営資源の集中など好感され出直り拡大。

 東証プライム市場の出来高概算は10億1350万株(前引けは4億9817万株)、売買代金は2兆4585億円(同1兆2336億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は250(前引けは197)銘柄、値下がり銘柄数は1554(同1599)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は、前引けに続いて水産農林1業種のみにとどまった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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