【株式市場】前場の日経平均は143円高、NY株4日続伸や日銀短観など好感

◆日経平均は3万2987円69銭(143円99銭高)、TOPIXは2353.55ポイント(0.39ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は7億233万株

 12月13日(水)前場の東京株式市場は、NY株の4日続伸や朝発表の日銀短観などが好感され、ソニーG<6758>(東証プライム)や三越伊勢丹HD<3099>(東証プライム)が堅調続伸となり、半導体関連株も東京エレク<8035>(東証プライム)が約1か月ぶりに実質的な上場来の高値を更新など総じて高い。テレビキー局株が一斉高となりフジ・メディアHD<4676>(東証プライム)に英投資ファンド接近と伝えられ思惑拡散。一方、自動車、海運などは円高もあって軟調。日経平均は129円高で始まり、午前10時過ぎに260円77銭高(3万3104円47銭)まで上げ、前引けにかけても上げ幅150円前後で堅調に推移した。

 ディスコ<6146>(東証プライム)と東京エレク<8035>(東証プライム)が東証プライムの値上がり幅1、2位となり米半導体株高など連日好感。ウシオ電機<6925>(東証プライム)は最先端次世代露光技術でアプライドマテリアルズとの提携が好感され活況高。ACCESS<4813>(東証プライム)はNTTによる資本参加と業務提携が好感され気配値のままストップ高。麻生フオームクリート<1730>(東証スタンダード)は政治銘柄・兼・師走のモチ代稼ぎ銘柄とされて4日連続ストップ高。モダリス<4883>(東証グロース)はJCRファーマとの提携が好感され一時ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は7億233万株、売買代金は1兆7897億円。プライム上場1660銘柄のうち、値上がり銘柄数は773銘柄、値下がり銘柄数は836銘柄。

 東証33業種別指数は10業種が値上がりし、機械、電気機器、サービス、銀行、精密機器、金属製品、陸運、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■離職率低下と顧客満足向上を実証、省人化潮流に逆行する人材重視戦略  「丸亀製麺」主力のトリドール…
  2. ■ビーム整形と出力平準化技術を融合し大気揺らぎを克服  NTT<9432>(東証プライム)と三菱重…
  3. ■航続距離650キロを実現、日野が新型FCV大型トラック投入  日野自動車<7205>(東証プライ…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る