【株式市場】日経平均は593円安、NY株安やロシア原油の禁輸など影響

◆日経平均は2万6410円30銭(593円26銭安)、TOPIXは1883.52ポイント(32.39ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は6億4836万株

 5月9日(月)前場の東京株式市場は、NY株の前週末続落やG7(7か国首脳会議)を受けた岸田首相のロシア原油禁輸表明などを受け、日経平均は298円安で始まった後一段安となり、午前10時にかけて660円27銭安(2万6343円29銭)まで下押す場面があった。一方、大規模な自社株買いと今期増益予想の決算を発表したヤマダHD<9831>(東証プライム)はストップ高など、個別物色の買いは旺盛。日経平均は前引けにかけて下げ止まる動きとなった。

 ヒロセ電機<6806>(東証プライム)が連続増益予想の決算と株式消却など好感され急伸。ノジマ<7419>(東証プライム)は今期の増益予想と増配予定が好感され急伸。プロルート丸光<8256>(東証スタンダード)は今期の増益予想と新事業に関する開示など好感され急伸。すららネット<3998>(東証グロース)は第1四半期決算好調とされ急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は6億4836万株、売買代金は1兆4563億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は275銘柄、値下がり銘柄数は1516銘柄。

 また、東証33業種別指数は2業種が値上がりし、電力ガス、石油石炭の値上がりにとどまった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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