ティムコが7%高、「トラウトロッドの受注が生産予定数を大幅に超過」などに注目再燃

■今期黒字化の見込み、底流には業績向上への期待

 ティムコ<7501>(東証スタンダード)は5月25日、7%高の765円(51円高)まで上げた後も5、6%高前後で推移し、大きく出直っている。第1四半期決算(2021年12月~22年2月)で経常利益、当期純利益が黒字化し、業績向上への期待がある上、2月、『Fenwickトラウトロッド』について、「受注数がすでに2022年度中の生産予定数を大幅に超過したため、新規の受注を停止」「23年度には改めて生産する計画で」「生産の目処が立ち次第、再度ご案内」としており、製品への人気の高さを改めて見直して期待を強める様子がある。

 22年11月期の業績予想(非連結、収益認識会計基準適用、4月12日現在)は、売上高が12.3%増の33億1300万円、営業、経常、当期純利益は黒字に転換し、営業利益は55百万円、経常利益は59百万円、純利益は43百万円。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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