三菱重工が高値に接近、多彩な「顔」を持ち今日は『防衛力を抜本強化』で買われる

銘柄

■業績も連続最高益を予想など好調で買い安心感

 三菱重工業<7011>(東証プライム)は5月27日、反発基調となり、4953円(64円高)まで上げる場面を見せて今年5月24日につけた2017年以来の高値4983円に迫っている。防衛関連株、原発関連株、新エネ・代替エネルギー関連株など多彩な「顔」を持ち、今週半ばには大手証券が目標株価を1500円引き上げて5000円に見直したと伝えられた。27日は、「『防衛力を抜本強化』明記、骨太原案」(日本経済新聞5月27日付朝刊)と伝えられたことなどが買い材料視されたと見られている。

 2022年3月期の連結決算(IFRS)は事業利益が前期の2.9倍となり、親会社の所有者に帰属する当期利益も同2.8倍で3期ぶりに最高を更新した。今期・23年3月期の予想も事業利益を24.8%増とするなど一段の拡大を想定する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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