伊藤園は「お〜いお茶」ブランドの2Lペットボトル製品を軽量化

■国内で流通する緑茶飲料2Lペットボトル製品のなかで最軽量に

 伊藤園<2593>(東証プライム)は26日、「伊藤園グループ プラスチックに関する方針」のもと、「お〜いお茶」ブランドの2Lペットボトル製品を対象に、従来比約26%の軽量化となるボトル重量28.7gへと削減した軽量化ボトル「環境配慮型ペットボトル」を導入し、2022年5月から全国展開を順次開始すると発表。

 同社は、プラスチック容器包装等のライフサイクル全体を通じた資源有効活用と環境負荷低減に向けた取り組みにより、持続可能な社会・環境の実現を目指している。この取り組みの一つである「さらなる容器包装の軽量化・使用量削減」に向けて、この度「お〜いお茶」ブランドで使用する2Lペットボトルの重量を、ネジ部の改良(長さやネジ山部分)などにより約26%軽量化し、国内で流通する緑茶飲料2Lペットボトルのなかで最軽量のボトル(2022年5月26日時点 伊藤園調べ)を開発した。この「環境配慮型ペットボトル」の導入によって、プラスチック使用量を年間で約1400t削減し、CO2排出量を年間で約2700t削減することが可能となる(2021年度の販売実績に基づく試算)。

 この軽量化した「環境配慮型ペットボトル」は、「お〜いお茶」ブランドの「お〜いお茶 緑茶」「同 濃い茶」「同 ほうじ茶」「同 玄米茶」の2Lペットボトル製品で採用し、2022年5月から全国展開を順次開始する。同社は、今後も容器包装の使用量削減をはじめとした省資源化に取り組むことで、持続可能な社会・環境の実現に貢献していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  2. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…
  3. 【ダブルセット・フルセット銘柄、夏休み明けも底堅さに期待】 ■上方修正・増配・株式分割の好材料銘柄…
  4. ■上方修正・下方修正問わず買い集まる異例の展開  3連休入りした9日の成田空港では、夏休みを海外で…
  5. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  6. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る