JトラストグループのJTRUST銀行インドネシアが同国の第13回IICDコーポレート・ガバナンス・アワードで2つの賞を受賞

 2022年5月27日、インドネシア・インスティチュート・コーポレートディレクターズ(IICD)による「第13回IICDコーポレート・ガバナンス賞」にて優れたコーポレートガバナンス(GCG)を実践する企業体を表彰するイベントが開催された。

 この評価は、インドネシア証券取引所に登場されている大手企業、及び中堅企業の企業体200社を対象に行われた。さらに、評価方法は「アセアンCGスコアカード」に基づき、大手企業100社と中堅企業100社の2グループに分けて評価された。

 このイベントにて、Jトラスト<8508>(東証スタンダード)グループのJTRUST銀行インドネシアが2つの賞を受賞した。

1.TOP50コーポレート・ガバナンスに優れた中堅企業

2.責任ある最良の取締役会

 IICD会長であるSigit Pramono氏は、investor.idの記事から引用して、企業におけるGCG原則の導入の重要性を述べた。優れたGCGの導入は、危機が訪れたときに企業を救う要因となる。 「1998年の金融危機の際、企業倒産の原因のひとつにGCGの弱さがあった。順調な時は、GCGの必要性を感じないが、問題が発生したときには必要になることから、私たちは準備を怠ってはならない」と説明した。

 一方、CGを最もよく実践している企業体への評価は、10のカテゴリーと2つのグループ(ビッグキャップとミッドキャップ)に分けられている。ベストCGオーバーオール、ベスト金融セクター、ベスト非金融セクター、ベストSOE/BUMN、ベスト株主権、ベスト株主衡平法、ベストステークホルダーの役割、ベスト開示と透明性、ベスト取締役会の責任、ベスト改善という10カテゴリーがある。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■電力・電線株に注目、AIとGXが切り拓く新たな投資機会  ソフトバンクグループ<9984>(東証…
  2. ■初心者プログラマーはJavaから始める?人気の理由とキャリアパス  インタースペース<2122>…
  3. ■原材料価格の高騰や経費増大で  崎陽軒は、2025年2月1日(土)から製品の価格を改定すると発表…
2025年2月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
2425262728  

ピックアップ記事

  1. ■不動産株投資、代替投資としての可能性に注目  新型コロナ感染症のパンデミック時にリモートワーク需…
  2. ■ムゲンエステート、ミガロホールディングスなど高値更新―富裕層のオルタナティブ投資が牽引  昔から…
  3. ■金利上昇期待高まる、金融株に注目集まる  日銀の政策金利引き上げを受け、3メガバンクが普通預金金…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ大統領の就任や日銀の政策金利引き上げ…激動の相場を生き抜くヒント  前日26日に千秋楽を…
  5. ■トランプ政権と金融政策に影響されない銘柄の選別法  昨年IPOされた86銘柄には、リベンジ相場と…
  6. ■株主価値向上を目指すIPO市場の課題  IPO(新規株式公開)市場は、2024年12月27日の2…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る