フライトHDが後場一段高、「全国旅行支援」は電子決済事業に追い風の見方

銘柄

■「県民割」報道が出た日に上げ、参院選に向けさらなる「公約」期待も

 フライトホールディングス(フライトHD)<3753>(東証スタンダード)は6月21日、後場も次第高で始まり、13時にかけて10%高に迫る502円(44円高)まで上げ、一段と反発幅を広げている。電子決済端末の開発などを行い、6月初旬に「株式会社ジェーシービーと包括代理加盟店契約を締結~電子決済事業において製品販売に加え決済トランザクション事業を推進~」と発表しており、政府が7月から「全国旅行支援」を導入することなどを受けて期待が再燃したとの見方が出ている。

 株価はこのところ続落模様となっているが、6月17日は小反発し、「『県民割』補助、最大1.1万円、政府、全国展開で増額」(日本経済新聞6月17日付朝刊)と伝えられたことなどが好感されたと見られている。参議院選挙の公示が22日に迫り(投開票は7月10日)、さらなる観光支援の「公約」が出てくる可能性に期待する様子もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る