サスメドは「不眠障害治療用アプリ」への期待再燃し後場一段と強含む

■国内第3相試験良好、スマホアプリの形で処方可能に

 サスメド<4263>(東証グロース)は7月19日の後場寄り後に一段と強含み、7%高に迫る1073円(68円)まで上げる場面を見せて再び出直っている。7月1日付で、不眠障害に対する治療用アプリの国内第3相試験結果についてのニュースリリースを発表、株価はこの前後から動意を活発化させて出直りを強めており、引き続き「不眠障害治療用アプリ」への期待が強い相場となっている。

 発表によると、同試験では、統計学的に有意な改善効果が認められたほか、「反跳性不眠」といわれる睡眠薬のような不眠症状の増悪がなく、治療効果が継続したという。同アプリは、医療機器として承認申請中で、承認された場合、医療現場においてスマートフォンアプリの形でCBT-I(不眠症に対する認知行動療法)が処方可能となり、不眠障害の治療選択肢が増える。塩野義製薬<4507>(東証プライム)と販売提携を結んでいるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る