【株式市場】日経平均は173円高、4日続伸、一時2万7000円を回復

◆日経平均は2万6961円68銭(173円21銭高)、TOPIXは1902.79ポイント(10.29ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は9億7242万株

 7月19日(火)後場の東京株式市場は、米国26、27日の金融政策会合での利上げ幅についてほどほどにとどまるとの見方が優勢になってきたとされ、前引けにかけて上げ幅を縮めたホンダ<7267>(東証プライム)などが再びジリ高となり、日本製鉄<5401>(東証プライム)は中盤にかけ一段ジリ高。海運、ガラス株も一段と強含んだ。日経平均は205円高で始まり、中盤2万7000円に乗る場面を見せ、大引けは乗らなかったが上げ幅170円台で4日続伸となった。

 後場は、国際紙パルプ商事<9274>(東証プライム)が一段と上げ、9月中間期末の記念配などの好感相場が再燃とされ活況高。ベクトル<6058>(東証プライム)は四半期決算など好感され前場からストップ高で売買されたまま14時過ぎからは大引けまで買い気配。リックソフト<4429>(東証グロース)は朝から大引けまで買い気配。Shinwa Wis HD<2437>(東証スタンダード)は5月決算と今期予想など好感され出直り拡大しストップ高。サイエンスアーツ<4412>(東証グロース)は第3四半期の黒字化など好感されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は9億7242万株(前引けは4億9691万株)、売買代金は2兆4279億円(同1兆2591億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は1161(前引けは1046)銘柄、値下がり銘柄数は617(同717)銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種(前引けは21業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、海運、非鉄金属、機械、銀行、鉄鋼、石油石炭、ガラス土石、輸送用機器、その他金融、証券商品先物、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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