ペプチドリームは新型コロナ「治療薬」の開発状況などに注目再燃し6%高に迫る

■国内で良好な安全性プロファイルを確認し米国で臨床準備

 ペプチドリーム<4587>(東証プライム)は8月25日、反発基調で始まり、取引開始後は6%高に迫る1678円(91円高)まで上げ、再び出直る相場になっている。新型コロナ死者数が最高更新ペースとなっていることなどを受け、「関連会社ペプチエイド株式会社が新型コロナウイルス感染症治療薬『PA-001』の臨床研究において良好な安全性プロファイルを確認」(8月10日発表)といった成果に期待が再燃する様子がある。

 発表によると、ペプチエイドでは、新型コロナウイルス感染症治療薬の開発候補品『PA-001』に関して臨床研究法に基づく特定臨床研究(以下、「本臨床研究」)を実施し、良好な安全性プロファイルが確認された。オミクロン株のBA.1、BA.2、BA.5系統に対しても他の変異株に対するものと同等の高い活性を有することを確認した。本臨床研究によりPA-001の安全性が確認されたことから、現在、米国での臨床試験開始に向けた準備を進めている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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