リプロセルは後場寄り後に一段と強含むが売買交錯、国立研究開発法人への採択など好感されるが戻り待ちの売りも

■昨6日は臨床用iPS細胞の提供に関する発表が好感され急伸

 リプロセル<4978>(東証グロース)は10月7日の後場寄り後に一段と強含んで259円(27円高)まで上げ、その後は売買交錯となっている。午前11時30分、前引けと同時に、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の公募事業に当社の研究開発事業が採択されたと発表し、買い材料視された。

 ただ、株価は、臨床用iPS細胞の提供に関する発表を受けて急伸した6日の高値264円を抜けずに売買交錯となっている。今年8月にも急伸相場を演じており、このとき高値圏で買った投資家から見れば、直近2日間の急伸は戻り売りの好機到来の形。このため、目先は戻り待ちの売りをこなす必要があるとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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