マイクロアドはデジタルサイネージへの広告出稿100ブランド突破など好感され後場一段と強含む

■ふるさと納税関連事業も開始、9月決算の発表は11月14日を予定

 マイクロアド<9553>(東証グロース)は10月28日の後場、一段と強含んで続伸幅を広げ、13時にかけて7%高の956円(62円高)まで上げて戻り高値に進んでいる。27日付で、グループ会社マイクロアドデジタルサイネージの流通店舗に設置されるデジタルサイネージへの広告出稿が消費財メーカーを中心に100ブランドを突破したことなどを発表し、好感されている。また、25日には、マイクロアドのマーケティングデータプラットフォーム「UNIVERSE」が地方自治体向けの広告配信サービス「UNIVERSE forふるさと納税」の提供を開始すると発表しており、あらためて期待が強まっている。

 2022年6月に新規上場となり、高値は上場当日の1308円。9月決算の発表は11月14日を予定。上場時に発表した9月決算の予想(2022年9月期・連結、会社発表)は、売上高が122.28億円(前期比4.8%増)、営業利益が5.64億円(同203.0%増)、経常利益が5.10億円(同232.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1.30億円(黒字化)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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