アイリッジグループのQoilはクラウドファンディング活用プロモーションメニューを提供開始

■CAMPFIREとの公式パートナーとして

 アイリッジ<3917>(東証グロース)の連結子会社 Qoillは、11月より、CAMPFIRE(東京都渋谷区)とのパートナー契約のもと、一般消費財メー カー等に向けた購入型クラウドファンディングプロモーション支援メニュー「FUND FAN FUN(ファン ファン ファン)」の提供を開始すると発表した。また、11月2日から、「FUND FAN FUN」のファーストクライアントとして、ブリュードッグ・カンパニー・ジャパンのプロジェクトページを公開する。

 コロナ禍以降、支援者に物品やサービス等のリターンを提供する「購入型クラウドファンディング」の国内市場規模は急成長しており、2020年には前年比プラス198%の約597億円となっている(CAMPFIRE調べ)。背景の一つには巣ごもり需要でEC利用率が伸びたこと、二つ目には事業者側の経営状態悪化により、銀行よりも資金調達ハードルの低いクラウドファンディングが利用されるようになったこと、三つ目には消費者の消費行動において「イミ消費」が重要視されるようなってきたことがあり、購入型クラウドファンディングはいま、消費者にとって新しいショッピングの場として利用されている。 

 Qoil は、購入型クラウドファンディングの活用により「認知・新規顧客獲得」、「既存顧客のロイヤリティ向上」、「手軽で自由度の高い販売チャネル確保」、「精度の高いテストマーケティングの実施」というメリットが生み出せることに着眼し、メーカーを中心とした事業者のプロモーション活動としての展開を支援する。 

 「FUND FAN FUN」は、購入型クラウドファンディングにおけるリターンやコミュニケーション設計などの戦略部分からクリエイティブ制作までワンストップで提供するプロモーション支援メニューである。Qoilがセールス プロモーション領域で長年培ったノウハウとテクニックをもとに、プロジェクトを届けたい相手に魅力的に届けるためのクラウドファンディングの実施を実現。また、オプションとして掲載後のPRやSNS施策、過去の関連プロジェクトに支援した人へのターゲティング広告の実施、リターンアイテムの製作や配送業務なども対応可能としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る