クリナップの第2四半期決算は営業利益が予想を67%上回るなど大幅に上振れる

ビジネス 万年筆 メモ

■システムキッチン「STEDIA(ステディア)」好調など寄与

 クリナップ<7955>(東証プライム)が11月7日の15時に発表した2023年3月期・第2四半期連結決算(2022年4~9月・累計)は、営業利益が22年5月に開示した予想を67.4%上回る17.57億円となるなど、売上高、各利益とも予想を大幅に上振れて着地した。システムキッチン「STEDIA(ステディア)」の好調など売上高が想定を上回ったこと等により利益面でも予想値を上回ることとなった。

 売上高は予想を8.3%上回る613.10億円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同48.3%上回る13.34億円となった。

 一方、今3月期・通期の予想は従来予想を据え置き、経営環境が依然、不透明な状況であることから現時点において通期の業績予想に変更はないとし、今後、修正が必要と判断した際には速やかに開示するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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