芝浦電子は後場一段と強含む、EV/HV用センサー増加など成長分野は好調の様子、自社株買いも好感

業績でみる株価

■第2四半期は売上高6%増、営業利益7%減だが通期は増益に

 芝浦電子<6957>(東証スタンダード)は11月15日の後場、一段と強含む相場となり、13時30分を過ぎては9%高の5110円(425円高)まで上げ、約2ヵ月ぶりに5000円の大台を回復している。14日の16時に発表した第2四半期連結決算(2022年4~9月・累計)は前年同期比で売上高が6.2%増、営業利益は7.1%減となるなどで、やや評価が分かれるようだが、EV/HV用センサーなどは増加とするなど、成長分野は好調の様子。同時に自己株式の取得(自社株買い)も発表し、買い材料視されている。

 自社株買いは、取得上限株数10万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.3%)、取得総額7.0億円を上限として、2022年11月14日から23年1月31日まで実施する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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