【株式市場】日経平均は45円高、後場は一進一退のあと大引けにかけて上げ反発

◆日経平均は2万7944円79銭(45円02銭高)、TOPIXは1972.57ポイント(5.54ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は9億6530万株

 11月21日(月)後場の東京株式市場は、前場上げた鉄鋼株や海運株、大手商社株が堅調なまま値を保ち、TDK<6762>(東証プライム)や信越化学<4063>(東証プライム)は前場の高値を超えて一段ジリ高傾向となった。決算発表後に下げていた帝人<3401>(東証プライム)も一段ジリ高となって戻りを継続。日経平均は1円28銭安で始まり、14時過ぎまで一進一退だったが、大引けにかけて強含んで前日比反発となった。

 後場は、タムラ製作所<6768>(東証プライム)が一段ジリ高を続け、2024年度の創業100周年に向けた取組への期待などが言われ、イトーキ<7972>(東証プライム)も一段と強含んで四半期決算を連日好感の動き。シライ電子<6658>(東証スタンダード)も第2四半期の大幅増益などへの注目強く一段高。HOUSEI<5035>(東証グロース)は子会社の越境EC拡充など好感され後場一段と上げストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は9億6530万株(前引けは4億8908万株)、売買代金は2兆4511億円(同1兆3105億円)。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は1226(前引けは1036)銘柄、値下がり銘柄数は534(同702)銘柄。

 また、東証33業種別指数は24業種(前引けは18業種)が値上がりし、値上がり率上位は、海運、卸売り、鉄鋼、繊維製品、電力ガス、非鉄金属、空運、銀行、ゴム製品、その他金融、建設、精密機器、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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