京成電鉄は鉄道株一服の中で続伸、千葉・印西市のデータセンター増加や純利益の増額修正など材料視

話題株

■「千葉ニュータウン」地区、データセンター増え活性化要因の期待

 京成電鉄<9009>(東証プライム)は11月28日、4日続伸基調となり、3845円(60円高)まで上げた後も堅調に推移し、鉄道株が全般に軟調な中で強い相場を見せている。同社の路線の「千葉ニュータウン中央駅」周辺に米アマゾンなどのデータセンターデータセンターが相次いで建設され、人口増加の期待があると朝のテレビ情報番組で放送され、注目再燃の要因になったようだ。また、25日に今3月期の連結業績予想の修正を発表し、親会社株主に帰属する当期純利益を従来予想比37%引き上げたことなどが好感されている。

 今3月期の連結業績予想は、売上高、営業・経常利益を下方修正したが、当期純利益は、新京成電鉄の連結子会社化にともなう負ののれん発生益により増額修正した。一方、千葉ニュータウン中央駅のある千葉県印西市には、この数年、NECや米アマゾンなどのデータセンターが建設されている。28朝のテレビ情報番組で放送されたことが言われており、新たな活性化の要因になる期待などが再燃する契機になったようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る