【株式市場】日経平均は大幅反発となりTOPIXは8年ぶりの高値

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は2万664円44銭(50円38銭高)、TOPIXは1673.58ポイント(7.73ポイント高)、出来高概算(東証1部)は25億878万株

チャート15 6日後場の東証株式市場は、円安基調がやや強まったことなどを受けてホンダ<7267>(東1)京セラ<6971>(東1)が一段上値を追った一方、ソニー<6758>(東1)などはダレ模様になり、日経平均は前場の高値になる203円42銭高(2万817円48銭)を抜けずに一進一退を続けた。TOPIXは2007年以来の高値に進み、主な株価指数は総じて堅調だったが、東証マザーズ指数は前場から軟調となった。

 森永製菓<2201>(東1)が昨日発表の第1四半期決算などを材料に後場もストップ高を続け、日本製紙<3863>(東1)CKD<6407>(東1)ジャムコ<7408>(東1)も昨日の四半期決算などを好感して後場一段ジリ高。13時に発表した三井物産<8031>(東1)は急動意となり、好決算銘柄に買いの裾野が広がる印象があった。データ・アプリケーション<3848>(JQS)は好決算などが好感されて2日連続ストップ高。上場3日目のPCIホールディングス<3918>(東マ)は独立系ソフト開発企業で業績拡大期待などが言われて14時前からストップ高。

 東証1部の出来高概算は25億878万株(前引けは12億4830万株)、売買代金は3兆875億円(同1兆4920億円)。1部上場1889銘柄のうち、値上がり銘柄数は1081(同1305)銘柄、値下がり銘柄数は678(同473)銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種(前引けは29業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、パルプ・紙、繊維製品、保険、ガラス・土石、輸送用機器、非鉄金属、鉱業、機械、金属製品、卸売り、などとなった。

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