ワイヤレスゲートの2016年12月期は増収増益、今期配当予想を1円増配へ

東証マザーズ上場後、5期連続の増収増益を達成

 ワイヤレスゲート<9419>(東1)は13日、2016年12月期連結決算、中期経営計画(2020年ビジョン)及び子会社の増資を発表した。
 
 売上高が前期比8.2%増の122億39百万円だった。主力の「ワイヤレスゲートWi-Fi+WiMAX」サービスを中心に拡大した。利益面は増益効果に加え、モバイルインターネットサービスの販売関連費用などの適正化に注力し、営業利益は同17.4%増の12億50百万円、経常利益は同3.5%増の10億98百万円、純利益は同1.4%増の6億93百万円だった。

 ワイヤレス・ブロードバンド事業では、モバイルインターネットサービスの「ワイヤレスゲートWi-Fi+WiMAX」については、「WiMAX2+ギガ放題プラン」の獲得が堅調に推移し計画通りに進捗した。「ワイヤレスゲートSIM」については、「Wireless Gate SIM FONプレミアムWi-Fi」プランを投入しており、メインターゲットは主に2台目需要のユーザである。

 ワイヤレス・ビジネスドメイン事業での認証プラットフォームサービスでは、他の通信事業者へ認証プラットフォームの提供が拡大している。また、その他法人向けサービスでは、「Wi-Fiインフラ事業」、「IoTサービス」及び「プリペイドSIMサービス」の拠点数や顧客数が段階的に拡大している。

 2017年12月通期の業績見通しは、売上高は前期比7.0%増の130億97百万円、営業利益は同48.0%減の6億50百万円、経常利益は同53.3%減の5億13百万円、純利益は同51.5%減の3億36百万円としている。配当予想は1円増配の年間28円(期末一括)を予定。

【発表資料はこちら】

同日、併せて、2020年12月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120170209495546.pdf

また、子会社LTE-Xの増資(特定子会社化)を決議した。
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120170209495560.pdf

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