アンジェスが急伸、「慢性椎間板性腰痛症」の治療薬開発を開始、期待高まる

■「NF-κBデコイオリゴDNA」第2相臨床試験の実施を決定と発表

 アンジェス<4563>(東証グロース)は1月31日、急伸商状となり、午前9時30分にかけて22%高の154円(28円高)まで上げた後も145円前後で売買され、大きく出直っている。30日の16時に「慢性椎間板性腰痛症治療用NF-κBデコイオリゴDNAの国内開発決定に関するお知らせ」を発表し、期待が高揚している。

 発表によると、NF-κBデコイオリゴDNAは、2018年2月に米国で椎間板性腰痛症の患者を対象とした後期第1相臨床試験を開始し、21年4月に得られた結果では、重篤な有害事象(SAE)は認められず、高い安全性が確認された。投与早期より腰痛は大幅に軽減し、腰痛の抑制は投与12ヵ月後まで継続した。本日、日本国内において第2相臨床試験を行うことを決定した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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