テンポイノベーションは3月期末配当を1株16円(前期比4円の増配)の予定に

ビジネス 万年筆 メモ

■今3月期の業績・配当予想を増額修正し営業利益は予想を12%上回る見込み

 テンポイノベーション<3484>(東証プライム)は2月2日の夕方、第3四半期決算の発表と同時に2023年3月期・通期連結業績予想の増額修正、未定だった配当予想の増配も発表した。3月期末配当は1株につき16円の見込み(前期比4円の増配)とした。

 2023年3月期・通期連結業績予想は、店舗転貸借事業でコロナの影響が限定的になっていくなか、物件仕入れを強化しており、これにより成約件数が大幅に増加している。また、不動産売買事業では、店舗転貸借事業本部と連携強化を図ることで仕入れ案件数が増加しており、また強みであるリーシング力を活かして収益性が向上した案件もあり、損益は当初計画より上振れする見込みとなった。

 こうした推移により、2023年3月期の連結売上高は従来予想を2.7%上回る130億円の見込みに見直し、営業利益は同11.9%上回る11.85億円の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同15.4%上回る8.46億円の見込みに、各々引き上げた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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