リベロが一時19%高、自社株買い好感され買い先行

■前期は東京支店の新設を前倒ししたため減益だったが今期は増益を想定

 リベロ<9245>(東証グロース)は2月21日、大きく出直る相場となり、一時19%高に迫る913円(143円高)まで上げて約3週間ぶりに900円台を回復している。『新生活ラクっとNAVI』や『転勤ラクっとNAVI』など、部屋探しや引越、電気・ガスなどの取次ぎ、転勤業務の支援などをワンストップでサポートする新生活サービスプラットフォームを運営。20日の15時30分に自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感買いが先行している。

 自社株買いは、取得株式総数10万株(自己株式を除く発行株式総数の1.88%)、取得総額1億3000万円を各上限として、2023年2月21日から同年9月30日までの予定で実施するとした。、2022年12月期の連結営業利益は、当初2023年に計画していた東京支店の新設を前倒したことにより当初計画以外の販売費、一般管理費が増加したことで減益となり、前期比78.3%減の0.77億円だったが、今期・23年12月期は28.8%増の1.0億円を見込む。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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