クリナップは昨年来の高値に迫る、第3四半期までの進ちょく率など好調で製品値上げも好感

業績でみる株価

■システムキッチン『STEDIA』(ステディア)は6月受注分より実施へ

 クリナップ<7955>(東証プライム)は2月24日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、後場は6%高に迫る680円(36円高)で売買を開始。2022年12月につけた昨年来の高値687円に迫っている。第3四半期決算の進ちょく率などが好調だった上、2月下旬に入り一部商品と取付・設置費の価格改定を発表し、業績寄与への期待が強まっている。

 発表によると、価格改定は、たとえば中高級グレードのシステムキッチン『STEDIA』(ステディア)は7%程度で、2023年6月5日受注分より実施し、取付・設置費は6月5日見積分より実施する。

 第3四半期決算は2月6日に発表し、4~12月累計の連結業績は各利益とも前年同期比で減益だったが、売上高は10%増加した。経常利益は通期予想額44.70億円の80%を確保した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る